毎月25日の天神様の日に福岡県・太宰府天満宮の参道に行ってきました♪
唐突ですが、毎月25日は天神様の日って知ってましたか?
私は長い間、福岡に住んでいるのに全く知らなかったのですが、毎月25日は太宰府天満宮の名菓として有名な梅が枝餅のよもぎ入りが販売されたり、店舗によっては25日の限定商品なんかも販売されるそうです!
友達に「よもぎの梅が枝餅を買いに行くけど、一緒に行かない?」とお誘いをいただいたので、いざ25日の天神様の日に太宰府天満宮の参道にお出かけしてみました♪
なんで毎月25日が天神様の日なの?
菅原道真に縁のある25日は「天神の縁日」といわれています。
なんでも菅原道真の誕生日は旧暦6月25日で、命日は旧暦2月25日なんだそうで、道真公と25日は縁が深い日とされているんだそうです。現在は新暦だけどそのまま毎月25日を「天神様の日」としてお祝いするんだそうです。ちなみに学業のお願いをしに参拝するなら25日がご利益があるといわれているそうですよ。
もちろんこれは太宰府天満宮だけではなく、全国にある天満宮はすべて25日は天神様の日として何かしらの行事が行われているそうです。
かさの家でよもぎ入り梅が枝餅を買おう!
この日、太宰府天満宮の参道に着いたのは11時前。
友達はいつも「かさの家」で梅が枝餅を購入するそうなので、行列ができる前に先に梅が枝餅を購入しておく事にしました。

この時はまだ短い行列だったけど、かさの家は参道の中でも超人気店で、多いときは行列が2~3列になったりするので、お客さんが少ない今が並ぶチャンスです!
私は、梅が枝餅を焼いている職人さんを見るのが大好きです♪

並びながら見ることができるので、行列なんてどれぐらいだって待てちゃいます♪
おっ!いつもなら真っ白な梅が枝餅なのに、確かにこの日は緑色の梅が枝餅も焼かれていますね!
購入の順番がきました!

本当に「毎月25日のみ販売」の文字と共に、よもぎ入り梅が枝餅が販売されていますね♪
購入したのはこちら!梅が枝餅がたくさんで幸せ♪

なんと友達が「ついてきてくれたお礼だよ。」と言ってよもぎ入り梅が枝餅を買ってくれました!ありがとー♪
いつもの梅が枝餅は10個買いました。

我が家では梅が枝餅を多めに購入しておいて、冷凍保存をしておきます。
食べるときにはレンジで軽く解凍して、トースターで温めると美味しく食べられますよ。
そして友達からもらったよもぎ入り梅が枝餅♪

どんな味なのか気になって仕方がなかったので、帰宅後にすぐ食べてみましたよ(笑)
思っていたよりもよもぎの味がしっかりしていて、しかも梅が枝餅なので焼かれていて香ばしさもあります。おかげでよくあるよもぎ餅との違いがあって、梅が枝餅なのによもぎが入っているという個性があって興味深かったです。なんなら普通のよもぎ餅より、よもぎ入り梅が枝餅の方が私は好きでした♪
しかも毎月25日の天神様の日にしか手に入らないと思うと、また25日に買いに行きたくなっちゃいますね(笑)つぎはもう少し多めに購入しておいてもいいかもです。
ずーっと気になっていた「梅園」で「うその餅」を購入してみた
実は太宰府天満宮に行くたびに気にはなるけど、入ったことはないお店がありました。

「梅園」という和菓子屋さんで、看板からして歴史があるお店なんだろうなーとは思ってはいたけど、なかなか入る勇気がありませんでした。
この不思議なお菓子が販売されていることは知っていましたが、お菓子が見た目にも不思議すぎて逆に購入に至らなかったんです。

が、せっかくの天神様の日です!今日こそこの不思議なお菓子を買って帰りたいと思います!
ちなみにこのお菓子が「うその餅」という名前なのも、この日に初めて知りました(笑)
普段は緑色のうその餅とレモン味の黄色のうその餅が販売されているそうなのですが、25日の天神様の日には紅梅色のうその餅もあるそうなので、もちろん限定の紅梅色を購入してみました。
購入するために店内に入ると、店員さんが宝満山というお菓子も試食させてくださいました。

宝満山は、福岡の太宰府市と筑紫野市にまたがる山で、霊峰としても有名だし、福岡では1番登山者が多い山なんです。別名で三笠山や竈門山ともいわれていて、前に私がこのブログで紹介した竈門神社はこの宝満山の中腹にある神社です。→太宰府に行くなら行ってみて!竈門神社とおすすめカフェ
宝満山というお菓子は卵のコクとほのかな甘みが感じられるお菓子で、まるで美味しい卵焼きを食べているような不思議な美味しさのお菓子でした。皇室に献上されたこともあるらしいし、多くの文化人や茶人にも好まれていた太宰府天満宮御用達のお菓子なんだそうです!
通常の味の他にジンジャーとラムレーズンの味もあって、こちらも味見をさせてもらえたのですが、私は特にラムレーズンの味が好きでした!ウイスキーなんかと一緒に食べたら相性がいいと思います♪
そしてこの宝満山にも天神様の日限定の味がありましたよ!京都の大徳寺納豆を使用した宝満山です!

この大徳寺納豆の宝満山は、宝満山の卵のコクと優しい甘みに大徳寺納豆の発行された豆の塩味が加わって抜群に美味しかったです♪全部の宝満山の中では、この大徳寺納豆の宝満山が私は好きでした。こちらも25日にしか手に入れられないなんて、ますます天神様の日は魅力的な日ですね!
店内にもうその鳥が飾っていました。

この鳥は鷽(うそ)という鳥で、天神様の守り神として祀られている鳥なんだそうです。
なんでこのうその鳥が天神様の守り神となったかは所説あるそうなんですが、全国の天満宮(大阪の北野天満宮以外)で、このうその鳥は祀られているそうです。
店頭にはすごくおおきなうその鳥の置物がありました。

写真は撮っていないけど、店内には形やデザインが全く違ううその鳥の置き物がたくさんあったので、友達と置き物を見ながら話していたら、店員さんがうその鳥について色々と教えてくれました。
飾ってあったうその鳥の置物は、全国の天満宮のものでした。
天満宮では道真公と一緒にうその鳥も祀っているから、全国の天満宮(北野天満宮以外)には多種多様なデザインのうその鳥の置物があるそうです!
毎年1月7日には「鷽替え・鬼すべ神事」という行事があって、私は「鬼すべ神事」には行ったことがあったのですが、「鷽替え神事」には行ったことがありませんでした。
「鷽替え神事」は知らず知らずについていた嘘を、天神様の誠の心に取り替えるという神事なんだそうです。
私は「鬼すべ神事」しか知らなかったけど、その前に「鷽替え神事」が行われているそうなので、次回は「鷽替え神事」にも参加させてもらおうと思います♪
梅園に来たからこそ「うその鳥」について色々と知れてよかったです。
帰宅したらさっそく「うその餅」も開封しました♪

箱を開けたら、真っピンクの粉に覆われていました!少し戸惑ってしまう見た目ですね(笑)

見て見て!何か埋まっていますよ!
掘り起こしてみるとうその鳥の工芸品が入っています♪

このうその鳥は今はリビングに飾っています。見た目にもかわいいし、この子を見て更に噓をつかないように気を引き締めようと思います!
肝心の「うその餅」ですが、紅梅色の粉の中にお餅が入っているので、粉と一緒にお餅も取り出して食べるといったスタイルのお菓子でした。
粉は紫蘇の風味がして、柔らかい素朴な味わいで、日本人ならみんな好きだろうなと思うような味でした。容器の中から粉と一緒にお餅を取り出すのも面白いし、うその鳥もついているし、太宰府天満宮に来たならお土産として購入してみるのもおススメです♪
レトロな雰囲気がおしゃれな喫茶・風見鶏
11:30を過ぎたので、最後に早めのランチをして帰りたいと思います。
またまた太宰府天満宮の参道に来るたびに気になっていたお店に入りますよ♪

風見鶏というレトロな雰囲気の喫茶店です。私、こういう雰囲気のお店が大好きです♪
正式な店名は大和屋・風見鶏なのかな?太宰府のハイカラ珈琲専門店というキャッチフレーズがいいですね。

和洋折衷な雰囲気が本当にハイカラですよねー♪
店内の内装も雰囲気があっておしゃれでした♪

店内の写真を撮ってもいいですか?と聞いたら、快くOKをいただきました。ありがたいです♪
席についたらお水を持ってきてくれたんだけど、お水のグラスがおしゃれすぎます♪

家具も全部レトロな感じで雰囲気があっていいですよね。喫茶店として私の好みすぎます。
頼んだのはミックスサンドイッチのセットで、飲み物はアイスコーヒーにしました。

この日は8月25日で外はすごく暑かったので、アイスコーヒーが美味しかったです♪
こちらがミックスサンドイッチです。卵は焼き立てみたいで、運ばれてきたときはまだ卵から湯気がでていました!最高すぎます。

パンはふわふわだし、卵は焼き立てで厚みもあるし、卵のサンドイッチにはうっすらジャムが塗っていて卵との相性がいいし、ハムサンドの方の野菜はシャキシャキだし、野菜とハムとマヨネーズのバランスがいいし…。なんで喫茶店のサンドイッチってこんなに美味しいんだろう?喫茶店によって違いはあれど、喫茶店のサンドイッチって「喫茶店のサンドイッチだー!」っていう共通の美味しさがありませんか?語彙力がなくてすみません。でも伝わってほしい(笑)しかもボリュームもあって、お腹いっぱいになりました。
私は基本的にコーヒーはブラックが好きなのでシロップとミルクは使わなかったのですが、風見鶏さんはシロップとミルクにもこだわりがある喫茶店でした。

ミルクの方の説明は失念してしまいましたが、シロップは普通のシロップより茶色ですよね?コーヒー豆を利用して作ったシロップなんだそうですよ!?
シロップを少し指に垂らして味見をさせてもらったけど、甘さは控えめでほのかに香ばしさがある味だったので、これならアイスコーヒーにいれても甘くなりすぎず美味しいだろうなと思いました。
店内には所々にしめ縄がありました。

店内にいるとレトロな雰囲気で忘れがちになってしまうけど、しめ縄が目に入るたびに「そうか!ここは太宰府天満宮の参道なんだなー。」と思い出していました。
12:30ぐらいになるとどんどんお客さんが入ってきて、13時にはウェイティングの人も出てきたので、そろそろお店を出ようと思います。

レジに行くと不思議な形のランプがありました。
八角形なところには少し中華の要素も感じるし、デザインや色身もステンドグラス好きな私の心をくすぐるランプでした♪
お店を出ると参道はいつものように観光客で大賑わいでした。
早い時間に来て、みんなより少し早めに行動していたのでスムーズに過ごせましたが、やはり25日は他の日よりも観光客が多くて混雑しているみたいでした。
天神様の日に太宰府天満宮に行くなら、普段より少し早めの行動がおすすめです!しかも何度も行っている太宰府天満宮の参道なのに、25日の天神様の日は観光客のように楽しめて有意義でした。
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