2025年8月・ベトナム旅行 せっかくフエに来たんだからフエ料理を食べたい!

2025年10月10日

ベトナム中部のフエは1802年から1945年まで143年間にわたって繁栄した、最後のベトナム王朝・グエン朝の都が置かれた街です。
フエはグエン朝の建造物や、フエの伝統料理など観光地としての魅力がたくさんある街なので、日帰りではなく2泊3日滞在してみました。
今回のブログではいくつかあるフエを代表する料理からブンボーフエとフエの伝統料理を食べたお店を紹介したいと思います。

フエで人気のレストランMADAM THUでブンボーフエを食べる♪

フエに来る観光客に大人気のお店があります。美味しいフエ料理が食べる事ができるMADAM THU(マダム・スー)です。

フエに着いた日のランチに行ったのですが、お店の外観の写真を撮り忘れていたので、この外観の写真は夜に撮ったものになります(笑)
ランチといっても15時前ぐらいにお店に行ったのですが店内の席は埋まっていて、MADAM THUの人気ぶりを実感します!

フエは日差しが強くてかなり厚いので、ドリンクはスイカジュースにしました。

運ばれてきたスイカジュースはフレッシュジュースで、そのままスイカを食べているようでした♪
スイカジュースはビタミンやカリウムを効率的に補給できるし、スーパーアミノ酸と言われるシトルリンやリコピン、ベータカロチンなどなど栄養素もたくさん入っているので、暑い国を海外旅行中に飲むジュースとして優秀なジュースですよ。

そしてフエで食べたかった「ブンボーフエ」というフエの名物ヌードルも注文しました。
まずはブンボーフエの薬味とお好みで追加できる大量の野菜が運ばれてきました♪

新鮮なレタス、もやし、ハーブたちと、ライムもあります。旅行中はなかなか野菜を食べる機会がないので、これは嬉しいですね。

そして主役の登場です!こちらがブンボーフエです。

ブンボーフエは米粉の麺と牛肉を使った料理です。フォーと違ってスープがやや赤いですね。
スープの味付けにレモングラスと赤唐辛子で作った調味料や魚醤が使われているらしく、少し感じる酸味やピリッと辛い刺激的な美味しさがあります。ベースのスープも出汁の旨味があるし、そこに刺激的な味付けがプラスされているのでスープだけでもずっと飲み続けられる美味しさです。
具材も豊富で、練り物や牛肉がたくさん入っていました。パクチーが入っているのもうれしいです♪

ベトナムの米粉の麺料理といえばフォーのような平たい麺が多いですが、ブンボーフエは麺の形が断面が丸いストレート麺なのも特徴的でした。

このブンボーフエはフエのグエン朝の宮廷料理から派生した麺料理なんだそうです。

しばらくそのままの味を楽しんだら、別皿にあった野菜、ハーブ、ライム、薬味や唐辛子を追加していきます。

野菜はシャキシャキしているし、さらに辛味や爽やかさが増して最高に美味しいです♪私が好きな味だー!めちゃくちゃ美味しいです。

MADAM THUは美味しいフエ料理を食べられるという口コミを聞いてはいたけど、本当に口コミ通りの美味しさですね!日本人のお客さんも多いらしく、店員さんも簡単な日本語で話しかけたりしてくれたので、私も簡単な日本語で返事をしたりしていました。
MADAM THUは夜ご飯としても訪れてみたかったなーと、今頃後悔しています。

フエ料理を楽しめるBANH GANH

フエでは、グエン朝の宮廷料理の影響を受けたご当地グルメがたくさんあります。
せっかくフエに滞在しているのでカジュアルにフエ料理を楽しめるというBANH GANHというレストランに晩御飯を食べに行きました♪

BANH GANHがある通りはいいレストランがたくさんあって、MADAM THU(マダム・スー)もすぐ近くにあります。この後にアップするブログでも紹介する予定のお店も近くにあって、ちなみにこの写真のBANH GANHの隣のマッサージ屋さんの隣のレストランにも前日に行っています(笑)

箸袋にTaste of Hueって書いているだけあってフエ料理がたくさんあるので、店内は観光客がたくさんいて、店内はほぼ満席でした。

まずはベトナムのビールを飲みましょう♪

フエではフーダ(huda)というビールが人気で、どのお店に入ってもフーダがあるので、フエではフーダばかり飲んでいました。
フーダは軽めで飲みやすいのに、ほのかに麦も感じるので美味しく飲めるビールでした。軽い割にはアルコールは4.7%と意外にあるので、ベトナムで飲んだビールの中で1番好きなビールでした♪

フエ料理といっても何を頼んでいいか分からず悩みながらメニューを見ていたら、フエ・スペシャルセットというものがあったので、メイン料理はこのコースにしました。

このセットで190,000ドン(約1,080円)とはかなりお得にフエ料理を楽しめますね♪このセットを頼んだらフエ料理をコンプリートできそうです。

フエの麵料理のブンボーフエも、このフエ・スペシャルセットに付いていました。

MADAM THUで食べたブンボーフエとはまた違った感じで、あっさりで薬味少なめの上品な味でした。また違った美味しさのブンボーフエが食べれてよかったです。

フエ風バイン・セオといわれているバイン・コアイも単品で頼んでみました。

バイン・コアイがテーブルに運ばれて見てみたら、なんとフエ・スペシャルセットにも入っている料理と同じものでした(笑)
やはりバイン・コアイは宮廷料理でもあるし、フエの代表的な料理なんでしょうね!

フエ・スペシャルセットにあった葉っぱに巻かれているものを開けたら、お米の蒸し料理みたいなものが入っていました。

スタッフさんがフエ・スペシャルセットを持ってきてくれた時に、食べ方を軽く説明してくれたので、教えてもらった通りのソースにつけていただきました。
フエ料理は、米粉を蒸したりクレープのように焼いたりした料理が多かったです。

レモングラスの茎に巻かれた豚肉のグリルは、昔ホーチミンで食べて美味しかった料理です。

ホーチミンではそのまま食べたけど、フエではペーパーライスに野菜と一緒に巻いて食べるそうです。ソースはピーナツベースのような感じで香ばしさと甘さがある味でした。豚肉のグリルのジューシーさとレモングラスの爽やかさとソースの香ばしさがマッチして美味しかったです♪

バイン・コアイは米粉のクレープにもやしなどの野菜類、豚肉、エビを炒めたものが入っていました。

このままソースをつけて食べても美味しかったけど、これもフエ風に食べると、ペーパーライスに巻いて食べるんだそうです。
でも確かに、ペーパーライスに野菜と一緒に巻いて食べたほうが美味しいんですよね♪やはり正式な食べ方が一番おいしいんだな。

こちらのお店もスタッフさんの接客が嬉しいものでしたよ。
最初に料理を持ってきてくれたスタッフさんが英語で食べ方の説明をしてくれたんだけど、そのあとすぐに別のスタッフさんがテーブルに来て「日本語で食べ方を紹介してもいいですか?」と日本語で話しかけてきてくれました。
日本語で会話をしたところ、フエ大学で日本語を勉強をしているアルバイトの青年らしく、日本人のお客さんが来たときは日本語で接客をしてくれているそうです。もちろんありがたく日本語でも料理の食べ方を教えてもらいました♪

お腹もある程度満足したし、夜の通りをぶらぶらしてみようとレジでお会計をして席を立とうとしたら「待ってください!デザートがあります!」と慌てて止められてしまいました(笑)まさかセットにデザートがあったなんて!

それにしてもスタッフさん達の慌てぶりがちょっとかわいくてほんわかしてしまいました(笑)そのまま無視してくれてもよかったのに、最後までサービスをしてくれようとしてくれる姿勢がありがたいですね♪
デザートはプリンだったんですが、濃厚しっとりプリンで美味しかったです。やはり食事の最後を甘いもので締めたら幸せになれちゃいます♪ごちそうさまでした。

ベトナム旅行のブログは、記事数が多くなりそうなので一覧にまとめています。
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