2025年8月・ベトナム旅行 日帰りツアーで行くハロン湾クルーズと鍾乳洞散策

今回はベトナム中部旅行なのにハノイに来たのは、日本からベトナムへのフライトの便の関係もありますが、ハロン湾に行ってみたかったという理由もありました。
さすがに個人でハロン湾に移動して観光するのは大変そうなので、今回は日帰り旅行を予約してツアーに参加してハロン湾観光をしたいと思います!

ツアーの集合場所はオペラハウスなので、念のために少し早めにホテルを出ました。ホテルから出てホアンキエム湖をショートカットしてオペラハウスに行こうと思います。

歩いている途中の路上のバイクのおびただしい数にびっくりです!
歩道をバイクが埋めているのは見ていたけど、ここは歩道を出て車道まで埋め尽くしています!おかげで車道の車は大渋滞でした(笑)でも、きっとこれはハノイでは日常茶飯事なんでしょうね。

ちなみにこの日は、世界中から警察の音楽隊が来るイベント(日本の警視庁音楽隊も参加していましたよ。)がホアンキエム湖周辺で行われていて、ホアンキエム湖周辺は通行止め&人と車と原付バイクの大渋滞でした。ホアンキエム湖をショートカットするのは諦めて、なんならホアンキエム湖の外周を遠回りで一周する形で、予定よりかなり遠回りでオペラハウスをに行くことになりました。念のために少し早めにホテルを出ていてよかったです。

朝から高いハノイの湿気&暑さで体中汗だくだし、化粧も見事に落ちた状態で(笑)無事に集合時間5分前に集合場所のオペラハウスに着きました。
オペラハウスはフランス統治下だった1911年に建てられたもので、歴史的にも建物の美しさ的にも素晴らしいものなので写真だけでも撮っておきたかったけど、今年はベトナム建国80周年ということでオペラハウスも工事中だったので写真は撮れませんでした。残念。

今回参加したハロン湾ツアーは日本人だけのツアーなので、ガイドさんも日本語でベトナムの事を色々と教えてくれるし、こういう時に聞ける話は知らないこともいっぱいあるので勉強になります。
ちなみにこの時に、ベトナムの建築方法や原付に乗る規則、べトナムの最近のコーヒーのトレンドはエッグコーヒーと塩コーヒーなどなど色々なことを教えてもらいました。

世界遺産のハロン湾をクルーズしよう♪

高速道路を使って約3時間ほど移動したので、サービスエリアでトイレ休憩が1回、途中お土産屋さんに寄ってトイレ休憩が1回あって、ハロン湾観光船が出ているハロン・インターナショナル・クルーズ・ポートに着きました。

写真からもわかるようにハロン湾の周りはきれいに整備されていて、外資系のホテルもたくさん建っていて観光地化されていました!
ハロン湾は自然に囲まれているイメージだったので、これは意外でした。

ポートにはたくさんのクルーズ船が並んでいました。

クルーズ船がたくさんあるので、間違えないようにガイドさんの案内で私たちが乗るクルーズ船まで歩きます。
クルーズ船に乗り込む直前にふと船酔いの心配が頭をかすめましたが、乗ってみると船酔いは全くありませんでした。

ハロン湾は世界遺産なので、海の環境破壊につながるペットボトルの持ち込みができません。
約4時間ぐらいかかる観光に水分がないのは心配ですが、クルーズ船の中で缶に入ったお水やジュースが販売されているので問題はありませんでした。ちなみにこちらも現金払いのようです。

クルーズ船に乗り込んで出発したら、まずはランチタイムになります。この時に必要な飲み物を聞かれます。
飲み物は普通にお水でもよかったのですが、ビールがハロンビールと聞いたので現地のビールが飲めるならとビールにしました。70,000ドン(約395円)で少し高めだったけど、これも観光地お値段ですね。

ビールの味はというと、ハノイビールとそんなに違わないような感じです。
東南アジアのビールによくある、少し薄くて飲み口の軽いビールといった感じですね。お昼に飲むならこれぐらいのビールなら、体への影響は全く問題はない軽さです。

テーブルの上にスタンバイされていた、塩に少し粉唐辛子が混ざったものに、一緒についていた小さいライムのようなものを絞ります。

もうこれさえあれば何でも爽やかに美味しくなっちゃう、万能調味料です♪

まずは蒸しエビが出てきました。ひとり二尾もあって嬉しかったです。

ライムを絞った塩をつけて食べたら、最高に美味しいです。ビールが進みます♪

次は「カニの詰め物」という説明で出てきたものです。

カニの身に細かく刻んだ色々な具材を混ぜて、それをカニの甲羅に詰めて焼いたようなものでした。こちらもおつまみになる感じで、ビールと一緒に楽しみました。

次は練り物のようなものが出てきました。

こんなにお酒のお供みたいなものが出てくるってことは、クルーズ船は私にお酒をたくさん飲んでほしいのかな?確かにドリンクメニューの中にはベトナム産ワインなんかもあって、かなり気になったけど、船の上だし、真昼間だし、観光の中には洞窟散策もあるので、最初のビール1缶だけで我慢しました。

その後も魚のフライ、海鮮と野菜の炒め物、スープ、白米が出てきました。

同じテーブルに座った人たちとの会話が弾んでしまってただでさえ食事のスピードが遅かったのに、このメニューが出そろった頃にはクルーズ船はハロン湾のビュースポットに着いてしまったので、あまり食事を食べないまま、この後は観光に集中してしまいました。

まずクルーズ船がついたのは闘鶏岩の前です。

ハロン湾の奇石には色々な名前が付いていて、その中でも有名なものがあるらしく、この闘鶏岩もそのひとつです。なんでも二羽のニワトリが闘っているように見えるから付いた名前なんだそうですが、私には闘っているようには見えなかったかなー(笑)むしろ仲良くじゃれているみたいに見えます。

ハロン湾は超有名な観光地なので、クルーズ船がたくさんいました!

写真を撮ると必ず何隻かのクルーズ船が入り込んでしまいますが、このクルーズ船があっても絵になる風景ですね♪

次にガイドさんがみんなを集めて教えてくれたのが、香炉島です。
お香を焚く香炉に形が似ているから、香炉島と名づけられたそうです。

この辺りで漁をしていた人たちからは神聖な岩として崇められていたという奇岩で、ベトナムの200,000ドン札にも描かれています。
とても有名な奇岩だから、どのクルーズ船もここに立ち寄るらしいのですが、クルーズ船が集中する時間帯には船が多すぎて近寄れない場合もあるらしいです。

ところでこの写真を見てもらったらわかると思うのですが、すぐ後ろには街が見えます。
ハロン湾に来るまでは、「こんなに自然が豊かな湾だから陸地からかなり離れているんだろうな」と勝手に思い込んでいたのですが、実際に来てみるとハロン湾の奇岩と陸地はこんなにも近いんですね!これは実際に来てみないと分からない事実ですね。

クルーズ船はハロン湾をクルーズしながら、次の目的地の鍾乳洞がある島を目指します。

どんどんハロン湾の奇石の奥に進んでいくと、絶景が目の前に広がります。

この景色が私がイメージしていたハロン湾です!この風景を楽しめるなら、ハノイから遠かったけどやっぱりハロン湾に来てよかったです♪

ティエンクン鍾乳洞の散策観光

このツアーには鍾乳洞観光も含まれています。ハロン湾の奇岩は石灰石なので、何島かの大きな島の中には鍾乳洞があるんだそうです。

ダウゴー島という島にクルーズ船が着いたので、いったん下船します。私たちはこの小さなクルーズ船でハロン湾をクルーズしていました。

鍾乳洞への入り口に行くためには100段ぐらいの階段を昇ります。

途中の展望台の所から船着き場が見えました。そしてその先にはハロンの街が見えます!こんなに陸地に近いんですね(笑)

ハロン湾に何か所かある鍾乳洞のうちのひとつ、ティエンクン鍾乳洞という鍾乳洞を観光します。

次の写真を見たらビックリしますよ!すごい絶景な鍾乳洞でした!

これは鍾乳洞の天井部分なんですが、ライトアップされているとはいえ自然にできた洞窟とは思えないほどの景色が広がります!

ティエンクン鍾乳洞を偶然見つけた現地の人は、この穴から鍾乳洞を発見したそうです。

最初に見つけた人は眼下に広がる景色に驚いたでしょうね!!

鍾乳洞の中は18度ぐらいなので過ごしやすいし、広さもあって高さも高い鍾乳洞の絶景が楽しめる観光がセットになっているのもいいですね

この鍾乳洞の岩は、色々な物に見えるらしく名前が付いているものがたくさんありました。
確かこの岩にも名前が付いていたけど、もう忘れちゃいました(笑)何だったかなー?

ちなみにこの日は日曜日だったので、ガイドさんが言うには外国人観光客の他にベトナム人の観光客も多かったそうです。

なので鍾乳洞の通路は、常にぎゅうぎゅうの行列でした(笑)
平日はかなり人が少ないらしいので、ハロン湾観光に行くなら平日の方がよさそうですね。

鍾乳洞を出たら急に蒸し暑さを感じるし、鍾乳洞の中もけっこう歩いたので喉が渇きます。
途中にお土産屋さんを兼ねた休憩所があったので、お水を購入しました。

もちろんハロン湾で販売されているお水も缶に入っています。たしか15,000ドン(約85円)でした。缶に闘鶏岩のイラストが入っているからハロンのお水なんでしょうね。

嘘か本当かわからないけど、このお水にはマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カルシウムが入っているそうです。なんて健康によいお水なんでしょう♪

鍾乳洞観光が終わったらまたクルーズ船に戻って、ハロン湾の奇石の間を通り抜けながらハロン・インターナショナル・クルーズ・ポートに戻っていきます。
そういえばお食事メニューにはデザートにスイカがあったらしく、私たちのテーブルの上は片付けられていたけど、スイカだけは残してくれていました♪鍾乳洞観光後のスイカは美味しかったです!

ハロンからハノイへは、また高速道路で帰ります。途中のトイレ休憩はまた違うお土産屋さんに寄っての休憩でした。こういうツアーはお土産屋さんに数回寄るのがお決まりですね(笑)

高速道路では渋滞はなかったけど、ハノイ市内に入ったら大渋滞だったので少し予定時間を過ぎてのツアー終了となりました。
個人でハロン湾まで行って、自分でクルーズ船を申し込むのはかなり面倒だと思うので、やっぱりツアーに参加してよかったです。ガイドさんや同じツアーに参加していた人たちから、色々なベトナムの情報をもらえるのもいいですよね。

ちなみにハロン湾クルーズ船が出るのハロン・インターナショナル・クルーズ・ポートは、この施設ですよ。

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