高速バスでふらっと北九州へ♪鰻を楽しんで、小倉城庭園を散策しました

2026年8月27日

福岡第二の都市と言われる政令指定都市の北九州市。
実は約30年前に、親の仕事の関係で北九州市に数年だけ住んでいたことがあります。

子供のころは知らなかったけど、実は北九州には、知る人ぞ知るような美食の名店がたくさんあったりします!
今回は「鰻の神様」と呼ばれている鰻職人さんのお店「田舎庵」に鰻を食べに行ってきました。
せっかく北九州に行くので、鰻を食べた後は散歩を兼ねて、前から気になっていた「小倉城中庭」にも歩いて行ってみましたよ。

福岡市から北九州市に行くための交通機関は、新幹線、JR、高速バスと色々な種類がありますが、私は高速バス一択です。
これには個人的な理由があって、今の家から北九州市に行くには高速バスがアクセスが一番楽なのもあるし、なにより高速バス「なかたに号」に乗ったら、私が住んでいたエリアを通るので懐かしい気分を味わえることもできるんです♪

今回は福岡市の天神バスセンターを10:00に出る「なかたに号」に乗って北九州市小倉に行って、帰りは北九州市の小倉駅前バス停を15:00発に出る「なかたに号」で福岡市に帰ってきました。
ちなみにバス代は片道1030円で、約1時間30分のバスの旅になります。

約6時間30分のショートトリップだったけど、美味しい鰻を食べて、小倉城中庭を散策したり、紫川を見たりなど気分をリフレッシュする小旅行になりました♪
まぁこの日は「酷暑日」で、体力的には疲れ果ててしまったんですけどね(笑)

美味しい鰻を食べる事ができる「田舎庵」

福岡で超有名な「田舎庵」。
今は小倉北区に本店を構えていますが、もとは北九州市の黒崎で始まった鰻屋さんになります。
三代目の店主さんは「鰻の神様」と呼ばれていて、美味しい鰻を焼く職人さんとして有名です。
(なんと「情熱大陸」にも密着されたことがあるんですよ!)

小倉の本店と、元からあった黒崎店では、お店で焼き立ての鰻を食べられるし、なんと福岡市でも「博多阪急」の中にテイクアウト専門店があるのですが、どうせなら焼き立てを店内で食べてみたいじゃないですか♪
三週間前から12時から4人で予約をするぐらい張り切って、北九州まで鰻を食べにきちゃいました(笑)

高速バスで北九州まで来ましたが、最寄りのバス停は「平和通り」になります。
バスを降りてお店に向かっていると、お店の周りにはたくさんの人が立っていたので、すぐに田舎庵の場所が分かりました!

11:40頃にお店に着いたので、12時から予約をしている事を伝えたら、その時にタイミングよく空いた4人席にすぐに案内してもらえましたよ。

お店の外観の写真は、食後に撮ったので12:30すぎですが、まだまだ数人は外で待っていて、店内でもたくさんの人が案内されるのを待っていました。

「田舎庵」はすぐに鰻が提供されるので、お客さんの回転は速いとはいえ、こんな暑い中で待つのは大変です。
12時に行くから予約をしたけど、本当に予約をしていて良かったと思います。

そういえば、この軒灯籠を見てください♪めちゃくちゃ可愛くないですか?

灯籠がブロンズ製っていうのもレトロ好きの私に刺さるデザインだし、なにより「う」の一文字で鰻を表しているのが粋ですよね!
こういう老舗店の余裕を感じる佇まいが、かっこよすぎます。

テーブルに案内された私が、特に気に入ったポイントは、薬味置きがお店のオリジナルな事と、小さなお花が飾られている事です。

昭和のお店って、こういうお店オリジナルの調度品があったのに、最近はシンプルでどの店舗に置いていても違和感がない調度品が多くないですか?
こういう昭和を感じる雰囲気が、なんだか愛らしく感じてしまいます。

メニューはせいろ蒸し、蒲焼定食、鰻重、ひつまぶし(7・8月は提供無し)、ミニ鰻丼があります。
このうちせいろ蒸し、蒲焼定食、鰻重は、松・竹・梅と三種類がありますが、「田舎庵」の松竹梅は鰻の違いなどではなく、鰻の枚数の違いだけです。
ちなみに普通に松竹梅と言えば「松が最高級」ですが、「田舎庵」は意味が真反対になります。
なんと梅が鰻の枚数が多くて、値段も高くなります。
(反対に松が一番枚数が少ないので、注文するときは注意が必要ですね。)

私たちは鰻重の竹(税込みで4、510円)を注文しました。

別に平均を選びがちな日本人の修正ではなく、「梅ほどたくさんはいらないけど、松ほど少ないのは悲しい」からですよ(笑)

ちなみに鰻重は本当に早く運ばれてきました!
注文をして5分待ったか待たなかったぐらいには、4人分の鰻重が届いたと思います。
これには理由があって、さっき話したとおり松竹梅は鰻の種類の違いではなく、枚数の違いだし、お昼のピーク時はノンストップで鰻を焼いているので、提供時間がとっても早いんだそうです。

それではいざオープン♪
蓋を開けた瞬間、鰻のタレの香ばしい香りが広がって、涎が出てきます(笑)
お腹がペコペコだったので、より食欲が刺激されてたまりません♪

鰻の身はふわっふわで、本当に口に入れたらとろけてしまいます。
なのに皮はパリパリに香ばしく焼かれているので、その対比がクセになるぐらい美味しいです。

白米が少し硬めに焚きあがっているのも、白米好きな私には嬉しかったです。
香ばしい鰻のタレが染みた白米が、もうこれだけでもごちそうです。

なんなら鰻とお米を一緒に食べるよりは、別々に食べた方が美味しかったです。
鰻だけを食べたら身と皮の食感の違いが、更に美味しさを感じるんです♪
でも蒲焼よりは、断然鰻重が良いと思います。タレが染みた白米は、本当に幸せを感じます(笑)

私の食レポを読んだうえで、この写真を見てください(笑)

写真を見ただけで幸せになりませんか?笑
鰻と白米の量を考えても、竹を注文して正解だったと思います。

ちなみにお米の量は増やしたり減らせたりするらしいのですが、私たちは普通の量でお願いしました。
普段のお米の量が少ない私は、この普通の量でもお腹いっぱいになってしまいました。
が、後悔はありません!だってタレが染みた白米が美味しすぎたから(笑)

「田舎庵」の鰻は養殖でも、天然に近い状態で育てているんだそうです。
ちなみにタレにもこだわりがあって、醤油やみりんは、化学調味料や不要な添加物を使っていないものを厳選して、手作りでタレを作っているそうですよ。

脂がのった鰻をこんなに食べたのに、最後まで全く飽きなかったのは、鰻の焼き方にも理由はあるだろうけど、このタレのこだわりもあったと思います。
タレから感じる醤油の風味が、さらに鰻を美味しく感じさせてくれました。

あと、肝吸い!!これが今まで食べた肝吸いの中で、一番美味しかったです。
お吸い物自体は出汁の美味しさだけを感じるあっさりした味で鰻重を食べる合間に挟むのによかったし、なにより鰻の肝の味がしっかり感じられて、まさに絶品という感じでした♪

「鰻の神様」のお店ということで、かなり期待大の状態でお店に来てみたけど、このハードルを簡単に超えちゃったぐらい「田舎庵」の鰻重は美味しかったです。
そして改めて、美味しい物は人を幸せにしてくれると実感できました♪

魚町商店街を通れば、小倉城も近いですよ

鰻重でおなかいっぱいになったので、腹ごなしのために歩いて小倉城に向かいたいと思います。
暑すぎたらタクシーで移動してもいいかも?なんて思っていたけど、「田舎庵」から直進すれば小倉城に着くし、道中は魚町商店街のアーケードを通るので、太陽の日差しを避けて歩けるのも良いですね♪

歩いていたら、途中からこんな表示があることに気が付きました。

小倉城への案内ですね。
直進630mと具体的に案内があるので、あとどれぐらい歩けばいいのかの目安になって助かります。

よく見たら、道路にも表示がありました!

こちらにはどれぐらいの時間がかかるかも表示されているので、更に助かる情報です。

魚町商店街のアーケードを抜けると、井筒屋というデパートがあります。

その先には、もう小倉城が見えていますよ!
この都会の景色の中に急にどーんとお城が現れるのは、迫力があってかっこいいですね。

さらにまっすぐ進むと、紫川が見えてきます。

都会の真ん中に大きな川があって、気持ちが良いです♪
昔の紫川は、工業用水などでとても汚れた川でしたが、北九州市ががんばって水質改善をした結果、今ではこんなにきれいな川に戻っています。
現在の紫川は、まさに市民の憩いの場所ですね。

川を渡ると「森鴎外文学碑」があります。
ここから眺める小倉城も絶景でいいですねー♪

しかしなんで森鴎外の記念碑があるの?と不思議に思って調べてみたら、森鴎外は軍医時代に北九州市小倉に赴任した時期があったんだそうです。
今でも当時の邸宅が残されていて記念館になっていたり、小倉での生活をモデルに作品を書いたりもしているんだそうです。

こうやって偶然見た石碑から、今まで知らなかった事柄を学ぶことができるのも、旅行の楽しみのひとつです♪

さらに小倉城に向かって歩いて、到着しました!

実は小倉城って、なーんか好きなんです。
私はお城には詳しくないのですが、大きくて壮大なお城も観光をしたら楽しいけど、私が惹かれるのは小倉城、唐津城、犬山城といった少し小さめでシンプルな印象のお城なんです。

小倉城の隣には「八坂神社」があります。

このお城の真横に大きな鳥居がある景色って、ちょっと珍しいですよね!

でも、今回の目的地は「小倉城庭園」です。
この写真を撮った場所から振り向くと、「小倉城庭園」がありますよ。

「小倉城庭園」は予想以上に楽しめました

それでは今回の目的地の「小倉城庭園」に入っていきたいと思います。

「小倉城庭園」は、藩主の小笠原家の居住地だった場所になります。
当時の建物と庭が残っているわけではなく、この場所に大名庭園と武家屋敷を復興したものにはなりますが、当時の武家屋敷の中庭の様式を楽しむことができると知って、今回どうしても来てみたかったんです。

ここから入っていくと、左側にチケット売り場がありますよ。

小倉城の敷地内には、「小倉城」はもちろん「小倉城庭園」、「松本清張記念館」があって、入場チケットはそれぞれの組み合わせで選ぶことができましたが、今回は「小倉城庭園」にしか入場しないので、ひとり500円でチケットを購入しました。

まずは庭園の散策から

まずは庭園を散策したいと思います。

こういう橋を渡っていると、「当時、着物を着た人たちがこの庭にいたんだなー」とその様子を想像してしまって楽しいです♪

庭園からは小倉城も見えました!

当時の人達も、この景色を見ていたのかな?すごい絶景ポイントですよね。

庭園の散策も面白いし、できる事なら景色をもっと楽しみたいんだけど、この日は「酷暑日」で本当に暑くて、短時間しか散策することが出来ませんでした。

庭園には建物もあるので、ひとまずここに避難したいと思います!

来た道を戻って、急いで建物に行きましょう(笑)

武家屋敷から見る庭園は、絶景でした!

こちらが復興された武家屋敷の入り口になります。
武家屋敷へのアプローチは、なんだか高級な和食店のような佇まいですね。

こちらの建物は左側のエリアはカフェになっていますが、右側のエリアは無料で入る事ができますよ。

畳があるスペースに入る事は出来ませんが、板張りの廊下には椅子もあるので、この椅子に座って中庭を眺めることができます。

中庭は散策も楽しいですが、やっぱり眺めるために造られた庭なんでしょうね。
この建物から見た中庭が一番きれいでした。

ここから見る小倉城も絶景でしたよ♪

このエリアには冷房はありませんが、中庭が開けているので風の通りを感じることもできました。
風は気持ちよかったけど、まぁ暑いっちゃ暑いんですけどね(笑)

中庭は美しい景色なんだけど、残念なのは「北九州市役所」の存在感です。

せっかくの景色なのに、真後ろに近代的な建物がそびえたっているので、ちょっと趣が無くなってしまうんですよね…。

建物の周りにはもみじの木が植えられていたので、秋に来たらきれいな景色を楽しむことができるんでしょうね。

夏にもみじの葉っぱをまじまじと見たことがなかったけど、青々としたもみじの葉っぱも可愛いですね。
このもみじの木越しにみる建物も、風情があってよかったです♪

「小倉城庭園」に来たなら「展示室」にも立ち寄ってみてください

しかし、ずーっと暑い中にいたので、少しクラクラしてきます。
「小倉城庭園」には展示室もあって、ここには冷房があるので、試しに入ってみました。
自動ドアが開いた瞬間に冷気が流れ込んできて、本当に生きた心地がしましたよ(笑)

展示室には、小倉城の礎を築いた細川氏や、その後に小倉城の藩主となった小笠原氏の生活、風習、小倉ならではの文化を説明するような物がたくさん展示してあって、思っていたよりも楽しむことができました。

そのなかでも一番印象に残ったのは「小倉織」の展示でした。

日本各所に有名な織物があるし、福岡の中だけでも博多織、久留米織、小倉織などたくさんあるので、最初は「ただ小倉で作られていた織物なんだろうな」という印象でした。

奥には実際に職人さんが小倉織を再現しているスペースもありました。

私たちがこのエリアにいると、職人さんがたまたま来て、実際に機織りを始めたので、しばらく眺めさせてもらいました。

私たちが少し質問をさせてもらったら、職人さんも色々と小倉織の歴史や、一度は廃れた小倉織を復興した経緯や、小倉織の特徴なんかも教えてくれました。

小倉織は、「小糸」を3~4本撚より合わせて織られた木綿布で、糸の密度が高くて、布地は厚くてで丈夫で、水に濡れるとさらに引き締まる性質があるそうです。
その布地の丈夫さから袴に使用されたり、槍を通しにくいことから鎧を着るときの着物に使用されたりしていたそうです。

たまたま職人さんがいたから知ることができた小倉織の特徴ですが、展示室に来ないと知ることもなかった事をたくさん知ることができて、とっても面白い体験が出来ました♪

暑さから逃げるために、紫川の横にあるコメダ珈琲に駆け込みました!

「小倉城中庭」を散策したあとは、お茶をする予定でした。
せっかく北九州に行くので、小倉城や小倉駅の近くの喫茶店やカフェを調べてはいたけど、この日は本当に暑くて暑くて、屋外にいるだけでも体力が削られていきます!

散策を終えた後は暑さでフラフラするし、「もうこれ以上、太陽の下を歩きたくない」と思ってしまいます!
もちろん日傘を差しているし、冷たく感じる紫外線カットのアームカバーもつけているし、なんならサングラスをしたりと対策はバッチリなのにですよ!?

とりあえず今すぐに涼しい屋内に入りたいので、リストアップしていた喫茶店やカフェは諦めて、さっき紫川を渡るときに見つけた「コメダ珈琲」に逃げ込むことにしました(笑)

こちらの「コメダ珈琲」は立地がとってもいいんですよ。
北九州市の繁華街の小倉・魚町にも近いし、小倉城にも近いし、なんなら紫川の真横にあるので、ロケーションもバッチリです。

本当は紫川が見える窓際の席に座りたかったんだけど、やっぱりロケーションが良いからか空いている席は少なかったし、紫川沿いの席は満席で座ることはできなかったです。
だけど店内はクーラーで涼しいので、それだけでも大感謝ですね♪

「コメダ珈琲」に入るのは観光地でという場合が多いのですが、いつもはコーヒーをオーダーするか、歩き疲れた時は生レモンスカッシュをオーダーします。
なのに今回は、なぜか珈琲ジェリーに強く惹かれてしまって、初めて珈琲ジェリーをオーダーしてみました。

この珈琲ジェリーは、下からカットしたバナナ、珈琲ゼリーが入っていて、上にはソフトクリームがデンッと乗っています!
暑かったから、甘くて冷たい物に惹かれたんでしょうね(笑)

甘いものを食べるときは一緒にコーヒーか紅茶が飲みたくなるので、食べながら甘ったるさを感じたらホットティーでも頼もうかと思っていたけど、中に入っているコーヒーゼリーが思っていたよりもビターで、ホットティーを頼まなくても大丈夫でした。
なにより冷たくて甘いソフトクリームとバナナで元気を回復できたし、珈琲ジェリーを頼んで大正解でした♪

・福岡市内からの日帰りショートトリップなら「志賀島」もおすすめです♪
「志賀島」はドライブコースとしても有名ですが、あえて博多からフェリーで行ってみました。
実は歴史が深い島ですし、有名な「サザエ丼」や雰囲気がいいカフェで美味しいパフェも楽しみましたよ♪

福岡のドライブコースで人気な志賀島に、あえてフェリーで行ってみよう♪でも、帰りはバスです(笑)【日帰り志賀島①】