読書感想 「フランス人は10着しか服を持たない」
今回は「フランス人は10着しか服を持たない」の読書感想を書きたいと思います。
続編も数冊出ているぐらいなので、とても人気で有名な本だとは思うけど、私にとっても大切な一冊なので紹介させてもらいたいと思います。
私がこの本を購入したのは５年前です。
本を知ったきっかけは新聞を読んでいた時に目にしたこの本の広告でした。
フランス人はすごくおしゃれなイメージがあるのに、10着しか服を持たないの⁉︎と衝撃的な題名にすごく印象に残ってしまいました。
そしてその数日後、本屋で平積みされているこの本を見つけました。
ちょうど印象に残っていたので足を止めて、帯を読んで「私のための本だ！」と思い（笑）速攻で購入しました。
帯にはこう書いてました。
「高級料理を食べて、たくさん買い物をして、あちこち旅行をしても、心からの満足を感じられないあなたへ。」
前のブログの「読書感想 買わない習慣」の時にも書いたけど、この頃の私は楽しいことをしても、何をしていても満足が出来ていなくて、そんな自分にストレスを感じていたので藁にもすがる思いでの購入です（笑）
この本はアメリカ人の著者が学生の頃パリの貴族の末裔の家に半年間ホームステイをして、毎日の生活を大切に過ごしている姿を目の当たりにしたことによって著者の生活が変わっていくのと共に、そこで学んだ「暮らしの質を高める秘訣」が書かれてる本です。
大きく３つの項目に分かれていて、
①食事とエクササイズ では食事についてはもちろん、間食の取り方、食べる事を我慢しない事、食べたら体を動かすことについて書かれています。
②ワードローブと身だしなみ では題名にもある10着のワードローブで身軽になる事や、自分のスタイルを見つける事、メイク、装いの大切さ、女らしさについて書かれています。
③シックに暮らす では１番良いものを普段使いをするススメ、片付けの大切さ、ミステリアスな雰囲気を漂わせる、物質主義に踊らされない事、ささやかな喜びを見つける、質の良さにこだわる、情熱を持って生きる事について書かれています。
食事やワードローブももちろん生活の参考になったけど、３つ目のシックに暮らすの項目は、自分の生活を大切にする事について考えた事がない事が満載だったので、すごく勉強になりました！
この本は内容がたくさんで、全部を実行してガラッと生活を変えるのは大変だけど、少しづつ改善していければいいかなと思ってます。
実際、５年前に購入した本で何回も読んでいるのに、最近読んでも「なるほどなー！実践してみよう」と今更ながら気付く事が多くて、これからもずっと大切にしたい一冊です。
「暮らしの小さな楽しみに大きな喜びを見出せるようになる」と帯にも書いてあるけど、私もそんな生活を楽しめる女性に早くなりたいです♫